リチウム電池の存在

日本の技術を高めるのに必要な技術

日本の潜水艦は元々静音性と潜航能力に優れた潜水艦を作り出すことで世界から注目されるようになった。それが意味するのは、隠密性が極めて高いということ。他国の軍事行動などを監視するために用いられることを目的に作られた潜水艦ならではの価値、それを本当に発揮するためには潜水艦はより地上への浮上回数を少なく出来るようにしていかなくてはならない。潜航期間を伸ばすためにはAIP機関の存在ももちろん必要だが、潜航する上で重要な動力となるエネルギーを確保するためにもリチウムイオン電池を搭載することにより、実現可能となった。

本格的に開発されれば、2週間以上の潜航が可能となるため、日本の潜水艦ならではの高い隠密性と重なればその技術力を欲しがる所が出てくるのは自明の理。戦争をしないと宣言した国がしているのは、他国がより他国の軍事を警戒・監視・工作するための手伝いをしていると思うと、洒落にもならない。元々平和な国とは思ってはいなかったが、こうして紐解いてみると、日本もまた根っこの部分では一部の思想が歪んだ人間たちのせいで戦争がしたいと思っている国だと見られているのかもしれない。

ただ潜水艦自体の取引が経済的なバランスにも影響しているのは否定出来ない、日本としてもこれからのことを考えた上で必要だと判断した結果なのかもしれないが、その後の顛末は敢えて知らないでいるのも手かもしれない。

さて、このリチウムイオン電池というものについても先述同様にもう少し突っ込んで見てみよう。

水に潜りたい方へ

リチウムイオン電池の利用方法

現在、リチウムイオン電池は携帯やノートパソコンといったものに使用されており、その利点となっているのは小型かつ高い電圧を得られるというところにある。また充電すれば繰り返し使用することの出来るバッテリーとしても重宝されているので、携帯電話などの市場においてはなくてはならない存在だ。ただリチウムイオン電池は一時期その高い電圧を高められるという点から、異常熱・発火という現象を引き起こすなどして問題にもなった。

そのため代わりとなるニッケル水素電池がその後市場の主力商材となったものの、このリチウムイオン電池は潜水艦技術に応用することでその優位性をこれまでにないくらいに高めることとなる。奇しくもそれは潜水艦の潜航期間を伸ばすのに最適という結果を弾き出してしまった。

優位性を知る

日本の潜水艦の主力はおやしお型が中心となっている、おやしお型の動力は通常ディーゼルエンジンとなっており、これが静音性などの特徴を生み出してもいる。今までのそうりゅう型はAIPと鉛蓄電池の2つを搭載し、潜航する際に必要な電力をAIPで賄って、足りなくなったら浮上して鉛蓄電池で電力を蓄積するという方法を取らなくてはならなかった。それがそうりゅう改型になることで、この2つを搭載せずリチウムイオン電池のみにすることで、潜航期間の上昇が見込めるようになる。

敵制海での任務が主となっている潜水艦にとって、敵に見つからないようにしなければならない。AIPなどでは充電するためには一度浮上しなければならないため、どうしても数日事に海面へ出なければならない。その点、2週間という期間潜っていられるだけの電力を備えられるリチウムイオン電池は軍事行動においては何を差し引いても代えがたいものとなっている。

さらにはリチウムイオン電池に切り替えることで、建造費そのものは飛躍的に伸びてしまうが、それに見合うだけのコストパフォーマンスが伴うことも導入するきっかけとなっているようだ。

潜水艦に乗るには

今後の主流として

リチウムイオン電池を潜水艦の動力とする事が決定したことにより、これからの日本の潜水艦はAIPよりもリチウムイオン電池に切り替え、ディーゼルエンジンとの組み合わせにしていくことが正式内定したと言っていい。隠密行動に優れた潜水艦を作り出す日本人の底力も大したものだと関心してしまう。こうした点はマニアにしたらたまらないのかもしれないが、軍事力としてみた場合には脅威と見ていいだろう。

アジア圏を始め、ユーラシア圏で潜水艦を所持するようになった国が出てきているのは、隣国が技術を伸ばしているためも自分たちも手段を手に入れるしかないと結論づけたとも考えられる。その心内が何処にあるのかは定かではないが、それでもゆっくりと武力を持つ国が増加している事実に変わりない。この上日本の安保理改正法案も合わせると、益々軍事需要は増えていくことにも繋がるかもしれない。

潜水艦の豆知識

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憧れの潜水艦│

鐵の鯨(てつのくじら=潜水艦)辞典@呉