動力について

肝心の動力について

人間の歴史において、科学技術が誕生してから数えてまだ1世紀ほどしか経過していない。潜水艦が登場した当初もエンジンなどというものは存在しておらず、人力で全て賄っていた。地上では馬などに乗って移動する手段、人力ではない動物たちの筋力を活かした移動手段が用いられていた。しかし潜水艦の場合、産業革命が巻き起こるまではいまだ人間が自分の力で動かしていたと思うと、少し笑えてくる。どのように動かしていたのかと想像すると、総じて出てくるのが自転車みたいに足で必死にペダルを漕ぐ姿ではないだろうか。手でオールを漕ぐというのも考えられるが、力的なもので言えば足のほうがまだ現実味はある。

そういう意味では動力について見ても、潜水艦の歴史は興味深い。世界大戦時にはこぞってエンジンが搭載されて如何に音を出さずに行動するか、ではなかったので隠密性や静粛性というよりは機動力と攻撃力に特化していることが大事だったのではないかと。ただもしものときは最終手段として乗組員が人力を使って潜水艦を動かしていたのかもしれない状況も考えて、非常手段としてはあったはずだ。物凄い非効率的ではあるが、当時にすればそれに成り代わるものがなかったのでしょうがなかったのかもしれない。

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エンジンの歴史

そんな潜水艦の動力について、初期の人力以降に登場して潜水艦だけでなくその他の分野にも影響力をもたらした産業革命の遺産、エンジンについて見てみよう。

ディーゼル機関

まず最初に紹介するのは、潜水艦の機関部として最もメジャーなものとなっているのが『ディーゼルエンジンを主とした機関』だ。スピードなどについては申し分はない、しかしディーゼルエンジンは排気が必要不可欠となっているため、それが出来ない潜行時には潜って電動機を使用して潜水艦は動いていた。水上ではディーゼルエンジンによって動き、水中では電動機が動力源となって起動していた。技術の試行錯誤を繰り返しながら、最終的には充電効率に優れた『ディーゼル・エレクトリック方式』というものが採用されるのだった。

蒸気機関

ディーゼルエンジンではなく、石炭と蒸気で動く蒸気潜水艦というものも存在し知多。ただ煙突の収納や機関の始動が遅すぎるという難点を抱えていたため、半ば開発途中で頓挫された。潜水艦史の中では黒歴史と言っていい点でもある。

AIP機関

ディーゼルエンジンが主流であったものの、水中行動力にどうしても由々しき問題を抱えていたため次世代型の動力として開発されたのがAIP(非待機依存推進)機関と呼ばれるものだ。これは外気を必要としないで、常時潜行することが出来て駆動する時間も上がるものの、理論として生み出された世界大戦時には開発段階へとこぎつけることは出来なかった。21世紀になってようやく基礎理論を元にした開発へと進むことが出来たので、実用化されるまでに至っている。

原子力機関

潜水艦の動力にも重要な存在として利用されているもの、人によっては色々思うところがあるがそれでも人類史において重要なエネルギー源としての側面が未だにある『原子力機関』もまた、潜水艦のエンジンとしてなくてはならないものだ。当然、放射線を微量ながらに放出しているため物議を醸すところもあるものの、その影響もあって原子力潜水艦は海水を電気分解して、常時安定した新鮮な酸素を船内へと供給することが出来るため、世界一空気が綺麗とも言われている。

嬉しいのか良く分からない評価ではある、ただ原子力潜水艦は維持費などの問題が非常にハイコストとなっているため保有している国も少なく、日本も原子力の安全面で疑問視している人が多い事もあって、所持していないのが現状だ。

潜水艦に乗るには

現時点では

原子力については、東日本大震災という原因によって日本でも原子力について排他的な考えが広まったのが一番印象深い。そして実際に使用せずとも生活できるレベルとなっているので、躍らされていたんだなぁと納得する人もいるだろう。ただ潜水艦ともなるとそういう問題ではないようだ。日本が今後原子力潜水艦を保つかどうかという話はさておき、今後原子力以上に潜水艦の動力として最適なものが見つからなければ、今後も最大級の潜水艦の動力として見なされ続けることは間違いない。異論はあれど、原子力の存在によって成しえることもあると思えば飲み込むしかない部分も出てくるはず。

皮肉なのは世界一空気が綺麗だなどと言われても、全くといって感慨深くもならない。

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